9日 火曜日の観月橋の夕焼け

ある利用者さんのご両親が高齢になられ、ある決断をされ家を出られました。
住み慣れた自宅、今まで頑張ってきた証に自宅から出ていく事は辛いと話されました。

新しく行かれた住まいでは、慣れない中、新たに生活していこうと頑張っておられました。

人生の大先輩のご両親と今日お話しして、周りの人に自分たち子供も恵まれていますと。自分達だけでは生きられない事、色々な人に支えられて暮らしている事を感謝しますと。当たり前の言葉かもしれないですが、私達も、日々利用者さんとそのご家族に関わらせていただく事で人間としてどう生きていくのかを本当に考える時間をいただいているように思います。

このご両親の大きな決断が、利用者様の行動に少しつながりかけている状況。ご本人も親と言葉を交わさなかったのが、電話で話される事になりました。良くも悪くも少し家族の新たな形なのかと。そう思う日でした。